アルファベット、時間外で約8%安 グーグルクラウド売上高は2倍超も7〜9月期EPS2.12ドルは予想に届かず
売上高は25%増の1276億ドル、グーグルクラウドは103%増でしたが、87億ドルの株式評価損、四半期で514億ドルの設備投資、マイナスのフリーキャッシュフローが決算の印象を左右しました。
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アルファベット(GOOGL)は水曜日の取引終了後に7〜9月期決算を発表しました。売上高はほぼ予想どおりでしたが、1株利益はアナリスト予想を大きく下回りました。
| 項目 | 2026年7〜9月期 | 前年同期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1276億ドル(+25%) | 1023億ドル | 市場予想とほぼ同水準 |
| 希薄化後EPS(GAAP) | 2.12ドル | 2.87ドル | 市場予想は約3.00ドル |
| 営業利益 | 406億ドル(利益率31.8%) | 312億ドル | +30% |
| グーグル検索・その他 | 634億ドル(+12%) | 566億ドル | 伸びはクラウドより緩やか |
| YouTube広告 | 112億ドル(+9%) | 103億ドル | 1桁台の伸び |
| グーグルクラウド | 307億ドル(+103%) | 152億ドル | 営業利益111億ドル |
| 設備投資 | 514億ドル | 240億ドル | 年初来1320億ドル |
予想を下回った理由:同社は保有株式で87億ドルの純損失を計上し、これにより純利益が67億ドル、1株当たり0.55ドル押し下げられたとしています。この分を足し戻しても、EPSは約3ドルの市場予想に届きません。事業そのものは好調で、TPUシステムの販売にも支えられたクラウドは、いまやアルファベットの営業利益の3分の1超を稼いでいます。
なぜ重要か:設備投資は前年同期の2倍超に膨らみ、四半期のフリーキャッシュフローはマイナス91億ドルとなりました。アルファベットはこの四半期に自社株買いを行わず、アット・ザ・マーケット方式の株式売却で124億ドルを調達し、287億ドルの社債を発行しました。AIインフラ投資の資金調達のあり方が大きく変わったことを示しています。
市場の反応:株価は通常取引を1.3%高の324.89ドルで終えた後、時間外取引で約7〜9%下落しました(Yahoo Financeによると、クラスC株は8.7%安)。
WMRデータ:決算発表前の時点で、GOOGLはすでに高値から19.2%下にあり、過去1カ月で5.2%下落していました。水曜日の出来高は通常の1.9倍でした(WMR終値データ、10月28日)。銘柄の動きはアルファベットの銘柄ページで追えます。
次に確認すること:決算説明会での2026〜2027年の設備投資に関する経営陣の説明、木曜日の通常取引の終値、木曜日のアマゾンのAWS決算。
出典
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